デロンギ「マルチダイナミックヒーター ソラーレWi-Fiモデル」のメリット・デメリット

寝室の暖房にデロンギのマルチダイナミックヒーター「ソラーレ Wi-Fi モデル」を検討しているんだけどデメリットってあるかしら?

ソラーレ Wi-Fi モデルはマルチダイナミックヒーターの最上位モデルだね。ぼくが思うデメリットは以下の通りだよ。最大のデメリットはやはり価格が高いことだね。メリットも解説するから、「価格に見合った価値があるか?」「自分の家にあった暖房か?」を検討してみて!

  • 価格が高い(公式サイトで税込99,800円)
  • リモコンがない(ただし、スマホで操作できる)
  • 多機能すぎて使いこなせないことがある

本記事では、オイルレスヒーターの購入を検討している人向けに、デロンギの「マルチダイナミックヒーター ソラーレ Wi-Fi モデル」 のメリット・デメリットを解説しました。さらに、「ソラーレ Wi-Fiモデルは、こんな人におすすめ」という観点で筆者の考えをまとめたので、オイルレスヒーター選びの参考にしてみてください。

この記事を書いた人
やまさん

寒さと乾燥が苦手なアフリカ生まれのヤマアラシ。

外資系メーカーで開発エンジニアをしているかたわら、オイルレスヒーター特化ブログ「やまさんのオイルレスヒーターブログ」を運営中。エアコンによる就寝中の乾燥が苦手で、長年、スチーム式加湿器を使っていましたが、2024年からオイルレスヒーターを愛用しています。

当ブログでは、「エンジニアである筆者独自の目線を入れる」「難しい話をわかりやすく」「二児の父としての視点をもつ」の3点を大事に記事を書いています。

経歴は、某国立大学理工学研究科 修士課程修了(工学)。日系メーカー5年、外資系メーカー(現職)に11年勤めています。エンジニア歴は16年で、主に機械系の開発業務に携わっています。

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デロンギ「マルチダイナミックヒーター ソラーレWi-Fiモデル」のメリット

デロンギの「マルチダイナミックヒーター ソラーレWi-Fiモデル」には、以下のメリットがあります。他社のオイルレスヒーターと比較して、ソラーレWi-Fi モデル ならではのメリットには「★★マーク」を、比較的めずらしいものには「☆マーク」を付けてあるので、参考にしてください。

ソラーレ Wi-Fi モデルのメリット

  • Wi-Fi に接続できる | 遠隔操作できるから「帰宅したら暖かい」が実現できる ☆
  • GPSで操作できる | 指定エリアに入る/出るをトリガーにしてそうさできる ★★
  • Siri で音声操作できる ★★
  • ±0.1℃ の範囲で温度制御できる
  • マイスリープ機能がある | 入眠、起床に合わせて温度をかえる睡眠サポートができる ★★
  • Apple Watchとの連携機能がある | 脈拍と姿勢データを使ってマイスリープを起動 ★★
  • アロマボウルが付けられる | 水とアロマオイルセットして香りが楽しめる ★★
  • 2つの方式で加熱(輻射熱 + 自然対流) | 部屋と体が比較的早く温まる ☆
  • おしゃれなデザイン | 個性的だが高級感がありスタイリッシュ ☆
  • ファンが無い | 乾燥しにくく、のどや肌にやさしい。風でほこりをまきあげない。ほぼ無音
  • 側面が約60℃ | 赤ちゃんや子供、ペットがやけどしにくい(上部の通気口は熱くなります)
  • メンテナンスフリー | フィルター掃除やクリーニングが不要
  • 灯油・ガスなどの燃料不要 | 燃料補充の必要がない。匂いも出ない。火事の心配がない

他社製品に無い1番のメリットはWi-Fi に接続できる点です。2024年9月時点で、ダイナミックマルチヒーターの高級機(Wi-Fiモデル) のみに付いている機能です。以下に、個人的にメリットを感じる使い方の例を2つあげました。「遠隔操作は使わない」という人は、Wi-Fi モデル以外のマルチダイナミックヒーターを選ぶか、他社モデルを検討してみてください。

Wi-Fi の使用例

  • 外出先で電源をオンしておいて、帰宅時に部屋が暖かい
  • 家の近くまで帰ってきたら、GPSがトリガーで電源が入るようにしておく
  • 寝る少し前に、リビングにいながら寝室のヒーターの電源を入れる(Siri が使える人は音声で操作もできる)

睡眠時の温度調整にこだわりたい人には、マイスリープ機能もメリットになると思います。睡眠専門医監修の温度制御を行う機能で、入眠後に設定温度を下げたり、起床時間に合わせて温度を上げるといったことができます。Apple Watch を使用している人は、アプリと連携することで脈拍や姿勢データをトリガーにすることもできます。

もう一つのソラーレならではの機能がアロマボウルです。アロマボウルは着脱可能な付属品です(別売りではない)。水をセットして、アロマオイルを数滴たらせば、部屋を暖めながら香りを楽しむことができます。火も使わず、アロマのためにコンセントを使うこともなく、暖房の”ついでに” アロマを始めることができます。例えば、「寝室で暖房を付けるとラベンダーの香りが広がる」といった使い方ができて、アロマ好き、睡眠の質をあげたい人にもおすすめの機能です。

「マルチダイナミックヒーター ソラーレWi-Fiモデル」のデメリット

「マルチダイナミックヒーター ソラーレWi-Fiモデル」のデメリットは以下の通りです。

ケノンヒーター「スグダン」のデメリット

  • 本体価格が高い(公式サイトで税込99,800円)
  • リモコンがない(ただし、スマホで操作できる)
  • 家電・ガジェット好きの人でないと使いこなせない機能が多い
  • 電気代が上がるのは許容できない(他社オイルレスヒーターも同様)

最大のデメリットは本体価格が高いことです。ソラーレWi-Fi モデルは税込99,800円です。他社含めたどのモデルよりも高機能ではありますが、その分価格設定も高いです。「Wi-Fi に接続して遠隔操作をしたい」「睡眠サポート機能で睡眠の質を高めたい」「アロマボウルを使って香りを楽しみたい」という人以外にはオーバースペックになる可能性が高いと思います。

デロンギ「マルチダイナミックヒーター ソラーレWi-Fiモデル」はこんな人におすすめ!

メリット・デメリットをふまえて、筆者が考える「ソラーレ Wi-Fi モデルをおすすめできる人」は以下の通りです。このリストに数多くあてはまる人は、オイルレスヒーターの中でも、特にソラーレ Wi-Fiモデルがオススメです。ぜひ検討してみてください

ケノンヒーター「スグダン」はこんな人におすすめ!

  • 家電好きで、最新の多機能なモデルが欲しい
  • Wi-Fi に接続してアプリで操作したり、GPSでトリガーをかけたりするのが好き
  • Siri で操作したい
  • 機能とデザインが良ければ、多少高くても問題ない
  • オイルレスヒーターの中でも、比較的早く暖まるものを探している
  • 精度の高い温度制御をしたい
  • おしゃれな暖房器具がほしい
  • 10~13畳の部屋に使用する予定
  • 赤ちゃんや子供、ペットが火傷しにくい安全設計のものが良い
  • 乾燥しにくく、のどや肌にやさしい暖房器具を探している
  • 風でほこりをまきあげない暖房器具が欲しい
  • フィルター掃除やクリーニングは面倒でやりたくない
  • 灯油、ガスは使いたくない(匂いは出ない。燃料補充もなし)

製品の基本情報(価格、スペックなど)

デロンギ「マルチダイナミックヒーター ソラーレWi-Fiモデル」の基本情報は以下の通りです。

■メーカー(ブランド):デロンギ (De'Longhi)
■製品名:マルチダイナミックヒーター ソラーレ Wi-Fi モデル
■型番:IDH15WIFI
■価格:99,800円 ※公式販売店の割引価格)
■カラー:全3色 (ピュアホワイト+ベージュ / ピュアホワイト+ライトグレー / アストログレー+ライトグレー)
■寸法:高さ68 cm x 幅24 cm x 奥行52 cm
■重さ:8.3 kg
■最大消費電力:1,500 W
■対応する部屋の広さ(目安):10~13 畳
■表面温度:約60℃ ※側面の温度
■保証期間:3年間 (正規販売店で購入、デロンギファミリーへの登録が必要)
■リモコン:×
■温度制御:〇 (±0.1℃)
■チャイルドロック:〇
■転倒時電源オフ:〇
■温度過昇防止:〇
■Wi-Fi接続:〇

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