寝室の暖房にケノンヒーター「スグダン」を検討しているんだけどデメリットってあるかしら?
ケノンヒーターのおもなデメリットは以下の4つかな。最大のデメリットは本体価格が高いことだね。ぼくが実際に使って感じている魅力(メリット) もあわせて解説するから、「価格に見合った価値があるか?」「自分の家にあった暖房か?」を検討してみてね!
- 価格が高い(最新モデルは119,900円※)
- 電気代が高い(他社オイルレスヒーターも同じ)
- すぐに暖まるわけではない(他社オイルレスヒーターも同じ)
- 詳しい温度設定ができない(6段階の出力設定で調節する)
※公式店(アローエイト)ではAmazonギフト券、楽天公式店(エムロック)では、ポイント10倍のキャンペーンをやっているため、実質11万円弱の価格設定。
どうも! 寒さと乾燥が苦手なヤマアラシのやまさんです。X とInstagram もやっているので、本記事が参考になったら、ぜひフォローお願いします。
本記事では、ケノンヒーター「スグダン」の購入を検討している人のために、実際にケノンヒーターを使っている筆者がメリット・デメリットを解説しました。さらに、「スグダンは、こんな人におすすめ」という観点で筆者の考えをまとめたので、オイルレスヒーター選びの参考にしてみてください。なお、ケノンヒーターの口コミ知りたい人は、こちらに良い口コミと悪い口コミをまとめたので、参考にしてみてください。
「他社製品についても知りたい」という人は、オイルレスヒーターの”ケース別” おすすめ という記事もあわせてご覧ください。9つのケース毎に筆者おすすめのオイルレスヒーターを紹介しています。
Amazon ギフト券1万円分とホットネックリングプレゼントキャンペーン中!
ポイント10倍 + ホットネックリングプレゼントキャンペーン中!
12,000円クーポン発行中!
実際に使ってわかったケノンヒーター「スグダン」のメリット
実際にケノンヒーター「スグダン」を使用している筆者が、メリットをまとめました。他社のオイルレスヒーターと比較して、スグダンならではのメリットには「★★マーク」を、比較的めずらしいものには「☆マーク」を付けてあるので、参考にしてください。
ケノンヒーター「スグダン」のメリット
- 3つの方式で加熱(輻射熱 + 自然対流 + 遠赤外線) | 部屋と体が比較的早く温まる ★★
- シンプルかつスタイリッシュでお洒落なデザイン | 様々なテイストの部屋に溶け込む ☆
- ファンが無い | 乾燥しにくく、のどや肌にやさしい。風でほこりをまきあげない。ほぼ無音で快眠できる
- 日本メーカー製、日本生産 | 安心して購入できる ☆
- 本体の片面だけオン/オフできる | 置き場所や用途に合わせて無駄なく使える ★★
- 機能、操作パネルがとにかくシンプル | お年寄りや機械音痴の人でも使いやすい ★★
- 側面が約60℃ | 赤ちゃんや子供、ペットがやけどしにくい(上部は熱くなります)
- 安全装置が充実 | 過昇温度(過熱)防止、転倒時オフ、チャイルドロックが標準装備
- メンテナンスフリー | フィルター掃除やクリーニングが不要
- 灯油・ガスなどの燃料不要 | 燃料補充の必要がない。匂いも出ない。火事の心配がない
最大の特長は、特許も取得している3つの方式(輻射熱 + 自然対流 + 遠赤外線) で加熱する点にあります。他社製品でも、「輻射熱 + 自然対流」「輻射熱 + 遠赤外線」のように2つの方式を採用しているモデルは多くありますが、3つの方式を使っているのは、スグダンだけです。自然対流が部屋を早く暖め※、遠赤外線が体と部屋を直接暖めます。
※エアコンのようなファンによる強制対流ではないので、限界はあります
遠赤外線については、独自の工夫があります。本体両サイドがハニカム構造のパンチングメタルになっていて、内部のヒーター(ガラスセラミック) が外から見ることができます(開口率65%)。つまり、ケースになっている本体が遠赤外線を遮ることなく、ダイレクトに人体に届くようになっています。このため、陽だまりのようなポカポカとした暖かさを感じることができます。
もう一つのメリットは、おしゃれなデザインです。デザインは気分を左右するので、筆者はかなり重要だと考えています。以下の写真は、筆者の家にスグダン(ホワイト)を置いた写真です。よくあるオイルヒーターっぽいインダストリアルな感じではなく、シンプルでスタイリッシュなデザインが、モダンやナチュラル、アジアン、和室といった様々なテイストの部屋に溶け込みます。
エアコンと違ってファンが無いのはオイルレスヒーター最大のメリットです。筆者は、就寝時のエアコンの風がとにかく苦手です。「息苦しい」「肌が乾燥する」「朝起きると喉が痛い」「音がうるさい」というのが長年の悩みでした。また、子供の鼻づまりも気になっていました。ここ数年は、スチーム式の加湿器も併用していましたが、息苦しい、音がうるさいという点は解消されませんでした。ケノンヒーターは、これらの悩みを全て解決してくれる暖房でした。もちろん後述のデメリットもあるのですが、筆者にとっては、2024年に買って良かった電化製品ナンバーワンになりました。
また、デロンギやディンプレックスなどの海外メーカーが強い中、「スグダン」は日本メーカー(エムテック) が日本で生産しています。筆者が知る限り、他にオイルレスヒーターを日本で生産しているのは、コロナとユーレックスだけです。日本メーカー、日本生産が絶対に高品質とは言い切れませんが、「日本製だと安心」という人も多いのではないでしょうか。
片面だけオン/オフできるのも「スグダン」ならではのメリットです。比較的壁際に置く場合や、目の前に置いて暖をとりたい時には、片側だけオンすることで省エネすることができます。
人によってはデメリットになる場合もありますが、「機能と操作パネルがとにかくシンプル」な点もメリットといえます。以下の図解でスグダンの操作パネルを紹介しました。
単純に片面のヒーターを「弱・中・強・オフ」の4段階に切り替えるだけなので、昔ながらの暖房器具を使うような感覚で使用することができます。しかも、タッチパネルやクルクル回すタイプではなく、単純に”押すだけ” の物理ボタンです。このため、お年寄りや機械音痴の人が使う場合にもおすすめです。また、機能が単純ということは、「機構やソフトウェアがシンプルなため壊れにくい」とも言えます。保証期間が5年と長い所にメーカーと販売店の自信があらわれています。
Amazon ギフト券1万円分と卓上加湿器プレゼントキャンペーン中!
ポイント10倍 + ホットネックリングプレゼントキャンペーン中!
12,000円クーポン発行中!
次に、デメリットを解説していきます。
実際に使ってわかったケノンヒーター スグダン のデメリット
筆者が感じたケノンヒーター「スグダン」のデメリットは以下の通りです。
ケノンヒーター「スグダン」のデメリット
- 本体価格が高い (2023モデルは119,900円※1)
- エアコンと比べると電気代が高い(他社オイルレスヒーターも同様)
- 部屋全体が暖まるまでに時間がかかる
- 細かい温度設定ができない (6段階の出力設定で調節)
- リモコンがない
- Wi-Fi に接続して遠隔操作する機能がない(Wi-Fiに接続できるのはデロンギWi-Fi モデルのみ)
最大のデメリットは本体価格が高いことです。暖房効率がアップした2023年モデルが119,900円※1、2021-2022年モデルが62,800円※ です。「睡眠時の乾燥や騒音に悩まされている」「エアコンの風によってホコリがまきあげられるのがつらい」といった強い動機がない人にとっては高価に感じると思います。ただし、ケノンヒーターにはエアコンにはない魅力がたくさんあるので、後述のメリットを見て価格に見合ったものか検討してください。なお、分割払いが良い人には、公式店(アローエイト)と楽天公式店(エムロック) では、オリコショッピングローンが利用できるため、初期費用の負担を減らすことができます。最大43回(月々3,200円~) まで分割払いが可能です※2。
※1 ただし、公式販売店ではAmazonギフト券1万円プレゼント、楽天市場ではポイント10倍のキャンペーンを実施中です
※2 クレジットカード不要。ただし、審査があります。
電気代については、実際に使用して日々の電気代を算出した記事 を書いているので、あわせてご覧ください。筆者が寝ている寝室(木造9畳) の室温と湿度をグラフにして解説しているので、実際に使った時のイメージができると思います。基本的に電気代はエアコンより高いです。ただし、エアコンの風が嫌いな人にとって魅力的なメリットがたくさんあるので、日々の電気代についてよく理解したうえで購入することが重要です。また、電気代を心配している人のために、「オイルレスヒーターを一ヶ月つけっぱなしにした時の電気代を計算してみた※」という記事も公開しているので、参考にしてみてください。
※複数のオイルレスヒーターメーカーが公開しているシミュレーションの数値をもとに、筆者が独自に電気代を試算。エアコンとの比較もしています
ケノンヒーターに限らず、オイルレスヒーターは電源を入れてから部屋があったまるまでに時間がかかります。また、ケノンヒーターはとてもシンプルな製品なので、詳細な温度制御機能がありません。「20℃に設定したら後は自動で温度制御してくれる」といった使い方はできないので、注意してください。
筆者は、「部屋を早く暖めるため」と「電気代を節約するため」に、就寝時にエアコンとケノンヒーターを併用しているのですが、以下のように使っています。
部屋を早く暖めて電気代を節約する方法 (エアコン + ケノンヒーター)
- 子どもが寝る30分ぐらい前にエアコンをつけて部屋の温度を21~22℃ぐらいにする
- エアコンと同時にケノンヒーターをオンして、出力設定を”6段階中の2~3″ にする
- 子供が寝る直前にエアコンをオフする
- 朝までケノンヒーターのみで過ごす
この使い方によって、エアコンの速さで部屋を暖めつつ、風による乾燥やホコリの巻き上げ、騒音に悩まされることがなく快適に睡眠をとることができます。さらに、初期に部屋をあたためるときに使うハイパワーの電力も削減できるので、一石二鳥の使い方なので非常におすすめです。ちなみに、我が家の場合、寒い日は「6段階中の3」、やや寒い日は「6段階中の2」ぐらいのイメージで使っています。最初は試行錯誤が必要だと思いますが、慣れれば難しくないと思います。このような使い方が面倒に感じる人は、詳細な温度制御ができる他社製品をおすすめします。部屋の暖め方や節電の工夫については、以下の記事でより詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
ケノンヒーター スグダンは暖かくない? よくある誤解と間違った使い方
なお、スグダンには、リモコンやWi-Fi 接続といった遠隔操作機能もついていません。このため、「リモコンでこまめに温度設定を変更したい」「帰宅前に部屋を暖めておきたい」という人は、他社の製品を検討してみてください。筆者の場合は、あまり頻繁に設定をかえないので、特に不便に感じたことはありません。
Amazon ギフト券1万円分とホットネックリングプレゼントキャンペーン中!
ポイント10倍 + ホットネックリングプレゼントキャンペーン中!
12,000円クーポン発行中!
ケノンヒーター「スグダン」はこんな人におすすめ!
メリット・デメリットをふまえて、筆者が考える「ケノンヒーター スグダンをおすすめできる人」は以下の通りです。このリストに数多くあてはまる人は、オイルレスヒーターの中でも、特にスグダンがオススメです。ぜひ検討してみてください
ケノンヒーター「スグダン」はこんな人におすすめ!
- オイルレスヒーターの中でも、比較的早く暖まるものを探している
- おしゃれな暖房器具がほしい
- 機能とデザインが良ければ、多少高くても問題ない
- 遠赤外線による陽だまりのような温かさが好き
- 遠赤外線パネルヒーターが好きで、オシャレなものを探している
- 遠赤外線パネルヒーターが好きで、高出力なものを探している
- お年寄りにプレゼントする予定
- 片側だけオン/オフする使い方をしたい
- 日本メーカー、日本製の家電だと安心
- 6~11畳の部屋に使用する予定
- 赤ちゃんや子供、ペットが火傷しにくい安全設計のものが良い
- 乾燥しにくく、のどや肌にやさしい暖房器具を探している
- 風でほこりをまきあげない暖房器具が欲しい
- フィルター掃除やクリーニングは面倒でやりたくない
- 灯油、ガスは使いたくない(匂いは出ない。燃料補充もなし)
Amazon ギフト券1万円分とホットネックリングプレゼントキャンペーン中!
ポイント10倍 + ホットネックリングプレゼントキャンペーン中!
12,000円クーポン発行中!
製品の基本情報(価格、スペックなど)
ケノンヒーター「スグダン」の基本情報は以下の通りです。
コメント